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青年・大人が第二外国語を習うとき、幼児と同じ順番でいいのか? | |
発行日時:2012年7月31日 | マガジンNo.06041 |
今日もメールを開いてくださって、本当にありがとうございます! 中国語の基礎を最短で迷いなく固めたい人はこちら ↓ ↓ ↓ http://www.infotop.jp/click.php?aid=205199&iid=30135 ぺらもののこの教材のレビューはこちら ↓ ↓ ↓ http://ameblo.jp/studychinese/entry-11215262900.html 「聞き流すだけで話せるようになる」 という教材がどんどん出版されて久しいです。 なぜ、このような教材が流行るのかと言うと、 「聞くだけでいいので楽」、 「子供が言葉を覚える感覚で覚えられる」というのが主な理由です。 つまり、幼児が自国語を身につけていく過程である聞く、 話すの順番と同じだからです(読み書きもありますが)。 でも、すでに自国語をある程度身につけた僕たち青年・大人にとって この学習方法が果たして有効なのか?と思うときが多々あります。 英語を聞き流すだけで~・・・ というフレーズはよく耳にしますが、聞いている人たちはすでに青年・大人です。 彼らは当然、最低でも中学校までの義務教育で基礎的な英語は学んでいます。 聞き流すだけのCDを聞けば、今まで眠っていた英語能力が引き出されて、 少しずつ話せるようになるのでしょうね。 では、第二外国語である中国語やフランス語、イタリア語などなどについては この「聞くだけで~~」手法は通用するのでしょうか? 幼児は、伝えたいこと、自分の欲しいものを手に入れるための必要な言葉はすぐに覚えてしまいます。 僕の娘が1~3歳の頃、パパ、ママ、おいしい、ガジャイモ(じゃがいも)など 簡単な言葉をちょっと言えただけでベタ褒めしていました。 娘は当然笑顔ですし、伝わらなくても何か話していれば、親に褒められます。 こういったことが刺激になってどんどん幼児は言葉を覚えていきます。 「中国に留学すればずぶの素人でも話せるようになっているのでは?」 という方もいるかもしれません。 僕が中国に留学していたときも、中国語学習未経験の人は何人かいました。 まず、その国の言語の学習未経験でいきなりその国に留学に来る という時点でモチベーションは高いですし、行動力のある人です。 こんな人たちが上達しないわけがありません。 留学中、クラスでは中国語オンリー。 母国語は一切通じません。 発音や、声調を繰り返し練習し、 上達してくると先生はめちゃくちゃ褒めてくれます(先生にもよりますが・・・)。 日本で学ぶ場合、中国語の講義が終わったら、普段の生活に戻ります。 でも、留学中は中国語のシャワーを浴びている状態ですので、 買い物、食事をするときに必ず中国語を使わざるおえません。 通じるととっても達成感を感じるし、通じないともっとがんばろうと思います。 この環境って、幼児の環境と似ているなあと思いました。 その国の言葉でないと通じない。 使う。 褒められる。 英語を聞き流す系の教材で身につけられることは合点がいきます。 しかし、第二外国語を学ぶとき、日本にいながらCDを聞くだけで身につけるのは難しいです。 幼児と同じ学習方法で第二外国語を身につけるには、相当環境を整えなければならないですね。 NHK講座を体系的に学んで基礎を身につけられる講座です ↓ ↓ ↓ http://px.a8.net/svt/ejp?a8mat=1ZMYL8+88HWT6+26G6+HZAGZ |