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ビブラートをマスターしよう♪ | |
発行日時:2010年12月9日 | マガジンNo.04551 |
みなさん、こん○○は。発行人のかわちゃんです。今回はボイトレ入門コース の9回目の授業のレポートです。今回のテーマは「ビブラート」。それではさ っそくレポートにまいりましょう♪ ★ビブラートってなに? ビブラートとは、声を震わせて雰囲気を作るもので、ボーカルテクニックの中 でもゼッタイに必要な技術です。これひとつで曲の雰囲気がかなり変わるので、 ぜひマスターしましょう。 実際にビブラートをかける際には、横隔膜と咽頭を使います。ただ、そう言わ れてもどうすればいいのかイメージしにくいですよね。はじめはこの感覚をつ かむのが難しいのですが、慣れてくると自然とビブラートがかかるようになる ので、あせらずに練習しましょう。 具体的な練習方法を挙げると、まずは実際に音程を変えて歌います。ドの音に ビブラートをかけたい場合は、ドより一音低いシと組み合わせて、ドシドシド シドシ…という感じです(声に出すのはあくまでラ~とかハ~であって、ドシ ドシと声に出すわけではないので、ご注意を)。一音一音を区切るのではなく、 一息で流れるように歌うのがポイントです。 最初はゆっくりしたスピードから始めて、徐々に音の間隔を狭めていきましょ う。そのときに、一定の速さで揺れているかよく聴いてください。あまり大き く揺らし過ぎると演歌のようになるので注意が必要です。音の揺らし方が分か ってきたら、あとはそれをできるだけなめらかに歌えば、ビブラートの完成で す。 ★基本ができたら応用も ビブラートをかけるときは、何でもかんでもかければいいわけではありません。 あまりかけ過ぎるとくどくなるので、ここはしっかり聴かせたいという部分や、 ロングトーンで伸ばすところにかけるのが効果的です。音全部にかけるだけで なく、伸ばしている音の後ろの方にだけかけるというやり方もあります。 基本練習が終わったら、最後は実際の曲に合わせて練習しましょう。今日の課 題曲はアンジェラ・アキさんの「サクラ色」です。 http://www.dailymotion.com/video/x2tkaj__music Aメロの「川沿いに咲いてた」の「た」、「桜並木を」の「を」の後半部分、 「ともに行きてゆくと」の最後の「と」、「二人で歩いた」の「た」の後半部 分にビブラートがかかっているのが分かりますか? とてもきれいですよね。 他には平井堅さんやミーシャさんなどのバラードもビブラートが特徴的なので、 参考にしましょう。 それでは、今日はこの辺で。また来週までさようなら♪ ___________________________________ ♪発行者情報♪ ___________________________________ 発行者:かわちゃん メール:voice@mobile-info.biz ブログ:http://ameblo.jp/jsicxgbc/ |