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フェイクをマスターして表現力アップ♪ | |
発行日時:2010年12月2日 | マガジンNo.04551 |
みなさん、こん○○は。発行人のかわちゃんです。今回はボイトレ入門コース の8回目の授業のレポートです。今回のテーマは「フェイク」。それではさっ そくレポートにまいりましょう♪ ★フェイクってなに? フェイクとはボーカルテクニックの一つで、簡単に言うと、音を装飾して歌う ことです。音を上下に揺らすのが特徴で、最近の曲はフェイクを入れて歌われ ていることがほとんどです。代表的なアーティストでいうと、平井堅さん、A Iさん、エグザイルなどなど。特定の音をコロコロと上下に動かすことで、曲 が単調になることを防いでくれます。 フェイクを上手に歌うポイントは3つ。口とのどを開けたまま歌うこと(一音 ごとに息を切って歌うのではなく、一息で歌う)、音の粒をハッキリ出すこと (曖昧な音でごまかさない)、メロディの流れを考えて歌うこと(フェイクの 部分だけボリュームを上げたりしない)。 フェイクは決まった歌い方があるわけではなく、音の動かし方はアーティスト に任されています。代表的なのが、例えばドの音であれば、ドレドと一音上に 動かしたり、ドシドと一音下に動かしたりします。ドレミレドなど、音を増や せばそれだけかっこいいですが、難しくなります。これら以外にも、色んな動 かし方があるので、好きなアーティストの曲を聞いて、どんどん真似して歌っ てみるのが上達の秘訣です。 ★さっそく歌ってみよう まずはゆっくりしたテンポで練習して、徐々にスピードを上げていきます。あ る程度のスピードでも音をしっかりはっきりと動かすことができたら、次は実 際の曲に合わせて歌ってみましょう。 この日の課題曲は、桑田佳祐さんの「白い恋人たち」。 http://www.youtube.com/watch?v=zvS52Iz_MLM サビの「いまもわすれないこいのうた」という部分に注目してください。「わ すれない」の「わ」と「れ」、「こいのうた」の「い」の部分で実際にフェイ クが使われています。3つとも一音上げてから元に戻る、一番オーソドックス な動かし方です。 フェイクをマスターすると、曲にグッと深みが生まれますよ。ぜひ頑張って習 得しましょう。 それでは、今日はこの辺で。また来週までさようなら♪ ___________________________________ ♪発行者情報♪ ___________________________________ 発行者:かわちゃん メール:voice@mobile-info.biz ブログ:http://ameblo.jp/jsicxgbc/ |