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 ~Pick Up China~中国8年居住者による中国現地NEWS  マガジンID:08754
中国のシリコンバレーと呼ばれる深センを始め新技術や新商品や香港ーマカオー珠海をつなぐ橋をみ続けて来た、中国広東省居住8年の貿易兄さんが語る、「Pick Up China」です。義烏、広州の卸問屋街にもよく出向くので市場や商品紹介をします。

最終発行日:2018年11月1日 総発行回数:2回
登録日:2018年10月31日 読者数:2
発行周期:日刊 登録料:無料
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 中国の劇的な発展と今後の展望と上手な付き合い方
  発行日時:2018年11月1日 マガジンNo.08754
中国・・・・。

日本の約25倍の面積と、約11倍の人口を持つ、
世界で最も人口が多い国家。


現在は世界第2位のGDPを誇り、
購買力平価換算でアメリカを超えて世界最大のGDPとなったのは、
2014年のこと。



「中国って世界の工場でしょ?」


というそれだけの印象では収まらなくなったのが、
ここ中国である。



凄まじいスピードで発展する中国の存在感は大きく、
今や世界中どこへ行っても中国人が存在する。


先日もプーケットへ行けば、
話しかけられる言語は中国語。


「日本人はほとんどいないよ」(現地居住日本人)


現地のタイ人は日本語よりも中国語を学び、
中国語で流暢にものを販売して来る。


日本と中国との関係はもう数千年になると言ってもいいが、
どれだけ中国のことを嫌ってももう切ってもきれない隣国であることは事実。


それならば、

「今後どのようにしてこの巨大な中国と付き合って行くのか?」

これが大きなテーマになることは言うまでも無い。


アメリカと中国の貿易戦争が始まり、
これからその影響は日本にも来るだろう。


中国輸入や輸出をしている人からすれば、
為替が動けば売上げにも利益にも大きく関わって来る。


政治と経済は連動するのはどの時代も同じであって、
今やグローバル化が進み、
国内だけの政治ではコントロールが効かなくなって来ているのは、
ずっと昔のこと。


これからの時代は中国とどう上手く付き合って行くかが、
大きな鍵になることは言うまでも無い。



●中国の劇的な変化


僕はその中国に住んでもう8年になるわけだが、
北京、上海、珠海、ハルビン、義烏と住まいを変えて来た。


現在は、珠海、ハルビン、義烏に拠点があるので、
中国国内を行き来しながら貿易業をメインに生計を立てて、
生活をしている。


最近になって「キャッシュレス」が注目を集めて来たが、
ここ中国では90%以上が現金決済を行っていない。


僕に限っては現金を持ち歩いていないのが現状だ。


スマホ1台あればその中にお金がチャージされているし、
足りなければ銀行からチャージすることもいつだって出来る。


そのスマホがあれば、大きなショッピングモールはもちろん、
小さな露店でも使えるし個人間でもお金のやりとりが出来る。



もっと言ってしまえば、プーケットでも使えたし、
今後は日本を含め世界中でどんどん普及し、
「14億人のマーケット」を相手にインフラが整えられるだろう。


それではなぜ中国はこれだけのスピードで、
独自のインフラを整えて世界中を巻き込むことができるのだろうか??


それは、共産党の一党独裁にヒントがあると僕は考える。


例えば、中国では一般的には、YouTubeやツイッター、Facebookを始め、
海外のSNSが見ることが出来ない。


グーグルも使うことが出来ないし、2017年後半くらいから、
ヤフーも検索には使えなくなってしまった。


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