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【多言語のススメ】 日本でも学べる英語以外のおススメ外国語 | |
発行日時:2016年2月11日 | マガジンNo.08354 |
【フランス語】 https://www.youtube.com/watch?v=_4N46dVx9nE 難易度★★☆☆☆ 【母語話者数 7,200万人 / 総話者数 2億2000万人】 国連公用語でもあるフランス語は、ベルギー、カナダをはじめ、世界29カ国で公用語と なっている言語。 イギリスとの長きに渡る対立の歴史により、フランス人は英語を 余り話したがらないが、英語とは、単語的にも文法的にも類似点が非常に多いため、 英語からはかなり入りやすい。 但し、発音が難しいため、非常に取っ付きづらい イメージがあるが、綴りは、英語より規則が多いため、最初は面食らうものの、基本的に 書いてある通りに発音するため、慣れれば、むしろ英語よりも簡単。 男性名詞と女性 名詞の区別がある。 【ドイツ語】 https://www.youtube.com/watch?v=QWcZGv_fWR8 難易度★★★☆☆ 【母語話者数 1億3,000万人】 英語と同じ西ゲルマン語に属している言語。 但し、英語やフランス語とは異なり、複雑な 格変化や格支配を覚えなければならないため、日本で習える外国語の中では、比較的 難しい部類に入る。 英語と似ているため、ドイツ語を学ぶと、英語学習の効率が 飛躍的に向上します。 恐らく、世界で最も合理的な言語であるため、不規則変化は あっても、例外はひとつたりともないという、ドイツ国民をそのまま言語にしたような言葉。 よって、発音、文法全てにおいて、説明可能な分かりやすい言語となっている。 男性名詞、中性名詞、女性名詞の区別がある。 【ロシア語】 https://www.youtube.com/watch?v=CjXXdLjnTFU 難易度★★★★★★ 【母語話者数 1億8000万人 / 総話者数 2億7,000万人】 国連公用語のひとつとなっているロシア語は、世界でも難解な言語のひとつ。 あり得ない ぐらいの格変化、格支配、多数の例外変化、動詞の体、名詞の性、非常に難しい発音と、 どれを取っても、簡単な要素がひとつたりともない。 音素的には、フランス語の二倍程度の 音域を使用しているため、聞き取りも非常に難しい。 旧ソ連邦諸国全てで通じる言語で あるため、中央アジアに行く際には、必須の言語となっているが、日本で習える場所が かなり少ないため、希少言語となっており、日本でロシア語をまともに喋れる人材自体が、 非常に稀となっている。 男性名詞、中性名詞、女性名詞の区別がある。 【タイ語】 https://www.youtube.com/watch?time_continue=3&v=V1aRMkSH1MU 難易度★★★☆☆ 【母語話者数 4,600万人】 欧州言語とは異なり、冠詞等が無く、文法が非常に単純であるため、非常にとっつき やすい一方で、声調、発音に苦労させられるため、独学では、ほぼ不可能と言われる言語。 中国語を知っていると、声調が似ているため、多少学びやすいかも知れない。 経済発展 著しい東南アジアの新興国であるため、日系企業の工場が多く、その割には、タイ語を 話せる人材が少ないため、今後も需要も見込まれている。 【スウェーデン語】 https://www.youtube.com/watch?v=cEkQDtOWwgo 難易度★★☆☆☆ 【母語話者数930万人】 北ゲルマン語に属している北欧の言語(デンマーク語、ノルウェー語、アイスランド語)は、 フィンランド語を除いて、全て非常に似ており、ドイツ語や英語との共通点も多い。 スウェーデンの他、フィンランドでも公用語となっている。 ノルウェー語だけは、名詞の 性が3つ残ってるため、若干難しいが、文法的には、北欧全言語ほぼ共通となっている。 強弱高低アクセントであるため、スウェーデン語は、北欧語の中でも、かなり特徴的な イントネーションとなっている。 概ね、英語とドイツ語の中間言語と考えて間違いない。 両性名詞、中性名詞の区別がある。 【オランダ語】 https://www.youtube.com/watch?v=vMDxNWkT4Es 難易度★★☆☆☆ 【母語話者数2100万人】 オランダの他にも、アルバ、ベルギー、オランダ、オランダ領アンティル、スリナムで公用語 となっている言語で、いわゆる、標準語がない。 日本で最も古くから使われている外国語 のひとつだが、現在の人気は今一つで、東京都内でも、オランダ語を学べる場所は、 極めて少ない。 日本が長らく鎖国をしていた時代に、唯一使われていた言語であるにも 関わらず、これ程人気がない言語も珍しい。 英語とドイツ語の完全中間言語となっており、 必ず、どちらかに似ているため、英語とドイツ語を理解していると、概ね理解出来る言語。 英語、ドイツ語と同じく、西ゲルマン語に属しており、オランダ語を学ぶと、ドイツ語が、 どのような過程を踏んで英語へと変化したかが分かる。 通性名詞、中性名詞の区別が ある。 【トルコ語】 https://www.youtube.com/watch?v=mkWS9Gb2fZA 難易度★★☆☆☆ 【母語話者数 6000万人】 VISTAの一角を担い、経済発展著しいトルコ語は、日本語にも文法上での共通点が多く、 日本人には非常に学びやすい言語のひとつ。 母音調和の概念などが共通である 中央アジアのカザフ語やウズベク語、ウイグル語などは、チュルク諸語と呼ばれ、トルコ語 の方言とみなされることもある。 トルコ国内の人口増加は著しく、最近になって日系企業も 多く進出しはじめたため、ビジネスでの需要が今後拡大して行くかも知れない。 【タガログ語】 https://www.youtube.com/watch?v=bDYzSxaHKow 難易度★★☆☆☆ 【母語話者数2,500万人】 フィリピンには、およそ、170の言語が存在すると言われており、経済の中心である首都 マニラ付近で使われいるのが、タガログ語。 フィリピン語とも呼ばれている。 フィリピン では、かなり英語が通じるが、訛りがキツく、理解しづらい。 英語とタガログ語は、語順が 非常に似ており、タガログ語話者には、英語は非常にとっつきやすいため、アジアの 中でも英語が喋れる人の割合が、非常に高くなっている。 インドネシア語やマレー語とは、 文法的には異なるものの、共通語彙が多い。 日本では、司法通訳の需要が高い。 【インドネシア語】 https://www.youtube.com/watch?v=IYjZ0q9yFu0 難易度★☆☆☆☆ 【母語話者数2,300万人】 インドネシア語は、母音が少なく、時制までないため、日本人にとっては、非常に学習 しやすい言語と言われている。 一説によると、世界で最も簡単な言事も言われている。 日本企業の進出が盛んな地域であるため、今後のビジネス需要が期待されている。 インドネシアでは、元々、ジャワ語が広く使われていたが、マレー語を基に、人工的に 造られたのが、インドネシア語。 よって、マレー語とは、ほぼ同一言語。 発行元: 【多言語のススメ】http://oinking.blog.jp/ |